
居酒屋「や台ずし」を運営するヨシックスホールディングスが、飲食以外の事業拡大に乗り出す。観光やインバウンド需要、介護・高齢者向け市場への参入を見込み、M&Aも検討する。老人ホーム事業では愛知県安城市のビルを既に取得し、運営会社との合同会社設立を進めている。飲食事業で得たキャッシュを成長市場へ振り向ける方針という。
自社の稼ぎ頭である飲食事業をベースに、次の成長領域を模索する動きには経営者として関心を寄せる方も多いのではないでしょうか。
飲食チェーンが本業で得たキャッシュを元手に、観光・介護など人口動態や訪日需要を追い風にした周辺業界へ多角化するのは大手ならではの動きです。飲食単体の成長が頭打ちになりやすい中、外食企業が非飲食領域に活路を求める事例として位置づけられます。
自社と同様に多角化を検討する道もあれば、本業の飲食事業そのものを深掘りして差別化を図る道もあります。また、大手の動向を注視しつつ、自店の強みを活かした異業種連携や小規模なコラボから始めるという選択肢も考えられます。