
崎陽軒はシウマイ弁当など123品目を2026年2月に値上げする。シウマイ弁当は1070円から110円上がり1180円、平均で7.9%の値上げとなる。コメや干し貝柱などの原材料費、人手不足、包装資材の高騰が背景。同社は内容量やレシピを変えず品質を保ったまま価格に転嫁する方針で、量を減らす「実質値上げ」や表示しない「ステルス値上げ」は行わないとしている。22年10月・23年10月・25年2月に続き4期連続の価格改定となる。
原材料や人件費の上昇に頭を抱えながらも、常連客の期待を裏切りたくないという気持ち、経営者なら痛いほど分かるはずです。値上げを決断する勇気にも共感が集まります。
食品全体で値上げが常態化する中、量やレシピを変えずに「見える値上げ」を選ぶか、価格を据え置いて量や品質を調整するかは各社の判断が分かれるところです。崎陽軒のケースは、ブランド力とファンとの信頼関係を重視した価格戦略の一例と位置づけられます。
原価上昇分を正直に価格転嫁して品質を守るという道もあれば、内容量やメニュー構成を見直してコストを吸収するという道もあります。また値上げのタイミングや理由を丁寧に説明することで、顧客の納得感を高めるという工夫も選択肢の一つです。
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