
テレビ番組『ポツンと一軒家』で紹介された静岡県の山奥に暮らす75歳の元料理人が、自宅のログハウスを改装し、猪肉や鹿肉を使った“ジビエ中華”レストランの開業準備を進めている。中学卒業後に横浜の中華料理店で修業し、27歳で静岡に自店を開いて繁盛店に育てた経歴を持つ。42歳で生家跡地にログハウスを建設し、以降は冬にニュージーランドのラーメン店を手伝う2拠点生活を送っていたが、75歳にして再び厨房に立つ決意をした。客席とキッチンを飲食店仕様に整備し、家族も帰省して開業を支えている。
何十年も現場を離れず、年齢を重ねてなお新しい挑戦をする姿には、多くの経営者が背中を押される思いを抱くのではないでしょうか。
高齢化が進む飲食業界において、後継者不在や引退のタイミングが話題になりがちな中、こうした「再起業」のケースは稀有な事例として注目されます。個人の技術や経験を活かした小規模・独立型の業態は、大手チェーンとは異なる価値を提供できる可能性があります。
高齢での開業には体力面や資金面の課題もあるため、家族や地域との連携で負担を分散させるという道もありますし、地元食材を活かした差別化メニューで固定客を作るという道もあります。また、SNSやメディア露出を活用して遠方からの集客を狙うという選択肢も考えられます。
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