
大戸屋ホールディングスの27年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比1.5%増の11億円で、通期計画22.2億円に対する進捗率は49.6%と平年並みだった。一方、直近の7-9月期単体では経常利益が前年同期比12.4%減の5.3億円に落ち込み、売上営業利益率も6.7%から5.1%へ悪化した。会社側は通期計画を据え置いており、試算上の下期経常利益はほぼ横ばいの見通しとなっている。
上期は何とか増益を確保できたものの、直近の四半期だけ見ると減益・利益率低下という結果に、現場の実感との差を感じる経営者も多いのではないでしょうか。
定食業態の大手である大戸屋でも、通期では横ばい近辺の着地を見込みつつ、直近の単四半期では収益性が悪化しています。原材料費や人件費の上昇圧力が、大手チェーンの利益率にも表れている構図と言えそうです。
通期計画を据え置くという大戸屋の判断のように、短期の変動に一喜一憂せず年間計画で進捗を管理するという考え方もあります。一方で、利益率悪化の要因を四半期単位で早めに点検し、メニュー構成や価格設定を機動的に見直すという道もあります。
大阪王将のイートアンドHD、売上650億円計画の裏にある「利益率の壁」
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