かつて500号店を達成するなど急拡大した「いきなり!ステーキ」は、その後店舗数を減らし国内167店舗まで縮小していた。足元では株主優待の再開など復活の兆しが見られ、再び出店を拡大する動きが伝えられている。急拡大から淘汰を経て立て直しを図る外食チェーンの典型例といえる。
一度は時代の象徴になったブランドが縮小から再成長へ向かうニュースは、浮き沈みの激しい外食業界で日々戦う経営者にとって他人事ではないはずです。
出店ラッシュで急成長したチェーンが店舗を絞り込み、立て直しを経て再拡大に転じるという流れは、外食業界でしばしば見られる構造です。業態の人気が一巡した後、ブランドの再定義や店舗網の見直しが収益改善の鍵になっているケースと位置づけられます。
急拡大期の反省を踏まえ、出店ペースや立地選定をより慎重に見直すという道もありますし、株主優待やロイヤル顧客向け施策で固定ファンを再獲得するという道もあります。また、海外展開など新たな成長余地に目を向けることで、国内市場の飽和を補う戦略も選択肢の一つです。
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