
宿泊施設運営の海栄館(愛知県南知多町)は、グループの宿泊施設9館で規格外のトウガンを活用した新メニューの提供を始めた。市場に出せない規格外野菜を食材として取り入れることで、食品ロス削減と地域資源の有効活用を図る取り組みとみられる。詳細な提供時期や具体的なメニュー内容は明らかにされていないが、複数の系列施設で同時に展開する点が特徴といえる。
規格外野菜の扱いに頭を悩ませる生産者や仕入れ担当者にとって、こうした活用事例は励みになるニュースではないでしょうか。
食品ロス削減と地域食材の活用は、宿泊・飲食業界全体で関心が高まっているテーマです。複数施設を持つグループならではの一斉展開という形は、規模を生かした取り組みの一例といえます。
規格外食材の活用は、仕入れコスト低減やSDGs訴求のPR素材として使う道もあれば、地域生産者との連携強化のきっかけとする道もあります。まずは一部メニューで試験導入し、反応を見ながら展開範囲を広げるという進め方も考えられます。