ステーキのどんなどを運営するマルシェで経営体制の刷新が明らかになった。森下氏が退任し、あさくまの清水会長が新たに会長に就任する。新体制にはプロントやイートアンドの出身者(OB)が加わり、複数ブランドの経験を持つ人材を集めた布陣となった。テンポスホールディングス傘下として再建を進める狙いがあるとみられ、外食大手グループ間での人材流動が進む一例といえる。
経営トップが交代すると聞くと、現場で働く従業員や取引先は少なからず不安を感じるものです。特に再建局面での体制変更は、今後の方向性が見えづらく心配になる方も多いでしょう。
外食業界では近年、業績不振に陥ったチェーンを別の企業グループが引き取り、異業種・異業態出身の経営人材を送り込んで立て直すケースが目立ちます。今回のマルシェの人事も、プロントやイートアンドといった異なる業態の経験者を集めた点で、グループ内の人材を横断的に活用する再建手法の一例と位置づけられます。
こうした経営体制の変化を見る側としては、新体制が掲げる方針や既存店への影響を注視するという道もありますし、同業他社がどのような人材配置で再建を図っているかを比較材料にするという道もあります。自社の事業承継や経営体制を見直すきっかけとして捉える向きもあるでしょう。
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