
プロントコーポレーションは10月16日、JR大分駅直結の商業施設「アミュプラザおおいた」1階に「ワインの酒場。ディプント アミュプラザおおいた店」をオープンする。同日リニューアルする飲食ゾーン「豊後にわさきいっぷく横丁」への新規テナント出店で、地元住民と観光・出張客の双方を取り込む狙い。フードメニューは40種類以上を用意し、看板は「生ハムとサラミのてんこ盛り」。ドリンクは低アルコールの弱発泡ランブルスコや厳選ワインなど60種類以上を揃える。平日限定でパスタ・サラダ・ドリンクセットを税込1408円から提供するランチメニューも導入する。
駅直結の商業施設に新しい業態を出す決断は、期待と不安が入り混じるものだと感じる経営者も多いはずです。地方都市での立地戦略は簡単な判断ではありません。
今回の出店は、駅ビルという集客力の高い立地に、ワインと軽食を組み合わせた業態を投入する動きで、大手チェーンが地方の商業施設リニューアルに合わせて新業態を展開する事例の一つと位置づけられる。地元客と観光・出張客の両方を狙う点も特徴的だ。
駅直結・商業施設内立地を活かすには、地元客向けの定番メニューと観光客向けの手軽なフードメニューを両立させる方法や、ランチタイムの価格訴求で新規客を取り込む方法などが考えられる。ドリンクの品揃えを軸に差別化を図るという道もある。