
ほっかほっか亭総本部が展開する「ワンハンドBENTO」は、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで22万食以上を販売した実績を持つ商品。片手で主食とおかずを食べられる形態で、時短と食事の質を両立したいニーズに応えている。あべのハルカス近鉄本店には4月29日に初の常設店がオープンしており、9月1日に秋の新商品「月見シリーズ」を発売した。万博で得た知名度を常設店の商品展開に生かす動きといえる。
万博という一過性のイベントで大きな実績を作った商品を、その後どう常設店舗で育てていくかは多くの経営者が悩むところだと思います。話題性を売上の継続につなげる難しさに共感します。
万博会場での販売実績(22万食以上)を背景に常設店を先行オープンし、季節メニューを投入して顧客の再来店を促す流れは、イベント発の商品を定番化させる典型的な戦略の一つと位置づけられます。
季節限定商品でリピーターの来店動機を作る方法もあれば、万博での実績を広告・PR素材として使い続けて新規客を呼び込む方法もあります。また、片手で食べられる利便性を軸にオフィス街や観光地など出店立地を広げていく道も考えられます。