
札幌の地下街オーロラタウンで、待ち合わせスポットとして親しまれた「ロッテリア札幌オーロラタウン店」が2026年3月末で営業終了。その跡地に、カフェ風の内装を採用した「吉野家」が新規出店することが分かった。吉野家は近年、コンセントやテーブル席を備えたカフェ風店舗を各地で展開しており、牛丼チェーンの新業態戦略の一環とみられる。50年近く続いた地下街の顔が入れ替わる形となる。
長年の待ち合わせスポットが姿を変えると聞くと、常連客はもちろん近隣で店を構える経営者も寂しさと変化への戸惑いを感じるのではないでしょうか。
ハンバーガーチェーンの撤退跡に牛丼チェーンがカフェ風業態で入るという構図は、ファストフード各社が従来の回転重視の店舗から滞在型・多目的利用の店舗へシフトしている流れを映しています。地下街や駅前立地の一等地は、単価より客滞在時間や利用シーン拡大を意識した業態に置き換わりやすい傾向があります。
近隣で個人店やチェーンを営む場合、テナントの入れ替わりによる人流の変化を注視しつつ、空いた需要(待ち合わせ需要や軽食需要)を自店の強みで取り込む道もあります。また、自店の内装や客席のあり方を見直し、滞在時間や利用目的の多様化に対応する改装を検討する道もあります。既存の看板メニューに頼らず、新しい客層への訴求方法を試すという選択肢も考えられます。
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