サイゼリヤで食べ残しドリアの持ち帰りを店員に断られた投稿が2025年10月21日にXでトレンド入りした。一方、2025年9月8日付のねとらぼ記事では別店舗の店員が容器や袋を用意して快く応じており、同一チェーン内でも対応が分かれている。消費者庁と厚生労働省は2024年12月25日に「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」を公表しており、政府は持ち帰りを禁止していない。外食産業の食品ロスは家庭外からの排出が多く、その約5割が食べ残しによるものとされる。
食品衛生のリスクと食品ロス削減への社会的要請の板挟みで、現場のスタッフも判断に迷いやすいテーマだと感じた経営者は多いはずです。
政府がガイドラインで持ち帰りを後押しする一方、実際の可否は法的な義務ではなく各店舗・各スタッフの裁量に委ねられており、同一チェーンでも対応差が生まれやすい構造になっています。SNS時代にはこうした対応のばらつきが一件の投稿で拡散し、ブランドイメージに影響しやすい点も特徴です。
店舗としての方針を明文化し、持ち帰り対応の可否や条件(容器提供、衛生上の注意事項の説明など)をマニュアル化してスタッフ間で統一するという道もあります。また、持ち帰りを認める場合は「自己責任」である旨をレシートやポップで明示し、食中毒リスクへの備えとして免責の説明を添えるという方法も考えられます。逆に衛生管理上どうしても対応が難しい業態であれば、その理由を丁寧に説明できるよう接客トークを整えておくという選択肢もあります。
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