サカーナ・ジャパン(旧NPDジャパン)は2026年8月5日、外食・中食レポート「フルサービスレストランの利用を減らした人、外食の金額2.3万円減」を公表した。同社の「フードサービスレシートトラッキング」は家計簿アプリのデータを用い、外食主要約400チェーンの利用動向を追跡するサービスで、今回はフルサービスレストランからの顧客流出入を分析。同業態の利用を減らした消費者層は、年間の外食支出総額が2.3万円減少したことが示された。
客足の変化を肌で感じていても、それが数字としてどれほどのインパクトなのか把握しづらいと感じている経営者は多いはずです。今回のデータは、その不安を裏付ける具体的な数字として重く響くのではないでしょうか。
フルサービスレストランの利用頻度低下は個々の店舗の努力不足だけでなく、消費者の外食全体への支出配分が変化している構造的な動きの一部である可能性があります。家計簿アプリのレシートデータという実態に近い指標で裏付けられている点も見逃せません。
既存客の離反を防ぐために来店頻度を上げる施策を検討する道もあれば、新規客層の開拓によって流出分を補う道もあります。また、業態を問わず外食全体の支出動向を定点観測し、自店の立ち位置を客観的に把握する姿勢も選択肢の一つと言えそうです。
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