
八王子発祥の「うかいグループ」が展開する洋菓子ブランド「アトリエうかい」が、製菓製造工房にカフェとショップを併設した体験型施設「アトリエうかい Cafe&Factory HACHIOJI」を2026年9月7日、イオン八王子滝山にオープンする。単なる商業施設内の売店ではなく、「山の麓の製菓店」をテーマにした空間演出や、象徴商品であるクッキー缶の製造工程を見せる仕掛けなど、来店自体を目的化させる設計が特徴。プレオープンセレモニーも実施された。
地元発祥の企業が地域に根差した新しい形の店舗を出すというニュースは、同じ地域で商売をする経営者にとって刺激になりますね。
商業施設のテナントとして入るだけでなく、製造工程を見せる工房型・体験型の業態は、単価アップやSNS拡散を狙った近年の複合施設トレンドの一つに位置づけられます。ブランドの世界観をそのまま空間化する手法は、洋菓子・スイーツ業態に限らず参考になる事例といえます。
自店でも製造過程の一部を見せる、内装で世界観を演出するなど、規模は違っても取り入れられる要素がないか考えてみる道があります。また、商業施設内でも「ついで需要」ではなく「目的来店」を作る工夫を検討するという方向性もあります。