
4月28日、神保町に「お酒とトルティーヤ 止まり木」が開業した。オーナーは2000年生まれ26歳の桂田剛志氏。大阪大学薬学部在学中にバーでのアルバイトを経験し独立を志し、営業会社勤務を経て開業した。コンセプトは「大人の寄り道空間」。起承転結の4カテゴリに分けたオリジナルカクテルや即興カクテル、50種類以上のウイスキーを揃え、代々木上原のトルティーヤ専門店のタコスや日替わり料理も提供する。若い世代にバー文化を伝えることを目指している。
異業種からバー業界に飛び込み、自分の色を出した店を作ろうとする若いオーナーの挑戦には、多くの経営者が刺激を受けるのではないでしょうか。
バー業態は敷居の高さから若年層の来店が伸び悩む傾向があり、カクテルの物語性やタコス・家庭料理といった食事メニューの組み合わせは、その壁を下げる試みとして位置づけられます。専門店とのコラボによる商品力強化も、新規開業店が差別化を図る一つの手法です。
若者向けにバーの敷居を下げる工夫としては、コンセプトや商品にストーリー性を持たせる、食事メニューを充実させて来店ハードルを下げる、他店とのコラボで商品力を補うといった方法が考えられます。自店の立地や客層に合わせて、どの要素を取り入れるかを検討する道もあります。