
国内外128店舗の飲食事業を展開する株式会社FTG Company(東京都目黒区、代表取締役社長:森川誠)が、手巻き寿司専門店の新ブランド「Maki Stand『PASS.』」を立ち上げた。1号店は8月7日、避暑地として知られる軽井沢にグランドオープン。コンセプトは「世界中に、良心的な本物を」で、素材への正直さと入りやすさを両立させる価格・空間設計を打ち出している。同社は焼肉・餃子業態で実績を持つが、今回は手巻き寿司という新カテゴリーで、まず観光地から需要を検証し、将来的な海外展開も視野に入れている点が特徴的だ。
新業態への挑戦にはワクワクする一方、既存の強い業態を持つ企業がなぜ新しい分野に踏み出すのか、気になる経営者も多いはずです。
焼肉・餃子で実績のある多業態展開企業が、手巻き寿司という新しいジャンルに参入した事例です。観光地である軽井沢を1号店に選んでいる点から、まずは客単価と話題性を検証しながら、将来の多店舗化・海外展開の布石を打つ狙いがうかがえます。
既存の強い業態に集中投資する道もあれば、余力を使って新業態でテストマーケティングを行う道もあります。観光地立地で話題性を作り、その後都市部や海外へ展開範囲を広げていくという段階的な拡大戦略も選択肢の一つです。