
KDDIが運営するフードデリバリー「menu」が8月19日、9月30日をもってサービス終了を発表した。公式サイトでは「昨今の事業環境の変化に伴い、持続的なサービス提供が困難と判断した」と説明されている。過去には大盤振る舞いのクーポン施策も行われていたとされ、記事ではベテラン配達員が「もはや業界自体が厳しい」と語る様子が紹介されている。
配達員や導入店舗にとって、突然のサービス終了は不安が大きいニュースだと思います。使い慣れたプラットフォームが無くなることで、注文導線や売上構成の見直しを迫られる店舗もあるでしょう。
フードデリバリー市場では大手数社による競争が激化しており、割引施策などのコストが先行して収益化が難しい構造が指摘されてきました。今回のmenu終了は、こうした業界全体の収益性の厳しさを象徴する出来事として受け止められています。
複数のデリバリープラットフォームに分散して依存を減らすという選択肢や、自社アプリ・電話注文など自前のチャネルを強化するという道もあります。また、デリバリー比率そのものを見直し、店内飲食や中食需要への比重を再検討する店舗も出てくるかもしれません。