
焼肉店「飛騨牛焼肉 牛ざんまい」(愛知県名古屋市、AJドリームクリエイト)が開催中の「冷麺フェア」を、当初予定の8月末から9月末まで延長する。10年以上続く冷麺シリーズは累計販売数10万食を突破しており、猛暑による需要増と好反響を受けての延長対応となった。9月1日からは新作の激辛メニュー「地獄台湾冷麺」を含む全5品を展開する。同社は精肉卸問屋直営という強みを活かし、飛騨牛の一頭買いによる価格競争力を打ち出している。
猛暑で客足や商品の売れ行きが読みにくい中、既存メニューの反響を的確に捉えて延長・追加投入につなげたのは見事な判断だと感じる経営者も多いはずです。
焼肉店における〆の一品としての冷麺は長年の定番だが、単品ブランドとして育て上げ累計10万食という数字を作った点は、季節商品を「その場限り」で終わらせない工夫の好例といえます。猛暑という外部環境の変化を商品展開の延長・強化に結びつけた事例です。
季節限定メニューを一度きりで終わらせず、反響次第で期間延長や新作追加につなげる仕組みを持っておくという道もあります。また、辛味や刺激といったトレンド要素を既存の定番商品に掛け合わせて新作を作るという方法も参考になりそうです。