
食品サブスクを展開するオイシックス株式会社は、子会社で給食事業を手がける株式会社シダックスフードサービスと、新潟発のフードテック企業・株式会社LacuSと協業し、高齢者施設向け給食「元気ごはん with Oisix」において新たなスープを共同開発した。社会課題解決型スタートアップと大手グループ事業をつなぎ、社会実装を目指すエコシステムの一例として発表されている。対象は高齢者施設、病院、保育施設、社員食堂などを含む給食事業領域。
高齢者施設向けの給食は栄養バランスや食べやすさなど独自の難しさがあり、現場で工夫を重ねている経営者の方も多いのではないでしょうか。大手とスタートアップの協業という形で新しい商品が生まれた事例は、気になるところだと思います。
この動きは、大手給食事業者が自社単独での開発だけでなく、地方発のフードテック企業と組んで新商品を生み出すという「外部連携型」の商品開発の一例といえます。高齢者向け給食市場は今後の需要拡大が見込まれる領域であり、こうした協業事例は今後も増えていく可能性があります。
自社で新メニューをすべて開発する道もありますが、専門性を持つ外部の食品開発企業やスタートアップと連携するという選択肢もあります。また、高齢者向けなど特定ターゲットに特化した商品ラインを試験的に導入し、反応を見ながら展開範囲を広げていくというアプローチも考えられます。