
1930年創業のスーパー「信濃屋」を展開する信濃屋食品が、虎ノ門ヒルズ内の複合フードマーケット「cask」で、調理家電ブランド「レコルト」とコラボした弁当を8月31日より限定発売する。大山どりや琥珀サーモンなど信濃屋厳選食材と木桶仕込み醤油・八丁味噌を使い、レコルトの「エアーオーブン4L」でヘルシーに仕上げた点が特徴。1日10食限定という少量生産の販売形態を取る。
新業態づくりや異業種コラボに挑戦する動きは、日々のメニュー開発に頭を悩ませる経営者にとって刺激になるはずです。限定数での展開という慎重な仕掛け方にも共感を覚える方は多いのではないでしょうか。
食品スーパーが飲食業態に進出し、調理家電メーカーと組んでヘルシー訴求の弁当を出す動きは、素材の強みを活かした差別化と、家電メーカー側の調理器具PRという双方のニーズが合致した事例と位置づけられます。フードマーケットという複合施設を舞台にした企画である点も特徴です。
自店でも既存の仕入れ先や取引先とコラボメニューを企画する道や、ヘルシー訴求を強めた限定商品で話題化を図る道が考えられます。また、家電メーカーとの協業のように異業種との連携によって新たな客層開拓を目指す方法も一案です。