
ローソンは9月29日から手巻おにぎり全品を10円値下げ(一部商品は11円値下げ)すると発表した。コメの市場価格の低下が理由で、商品仕様は変更しない。同社は原材料費・物流費高騰の中、海苔不使用仕様やもち麦使用などで価格抑制策を続けてきた。くら寿司も同様に値下げを発表しており、コメ価格下落を背景とした値下げ対応が業界内で相次いでいる。
値上げが続いてきた中での値下げニュースには、経営者としても複雑な思いを抱く方が多いのではないでしょうか。原価が下がったからといって単純に喜べない事情もあるはずです。
コメの市場価格下落を受け、コンビニ大手と回転寿司チェーンという異なる業態で同時に値下げ対応が発表されました。米飯商品を扱う業態全体にとって、原価変動が価格戦略に直結する構造が改めて浮き彫りになった形です。
自店でも米の仕入れコストの変化を定期的に確認し、価格転嫁のタイミングを見直すという方法があります。また、値下げで集客を狙う道もあれば、品質やサービスで差別化し価格を据え置く道もあり、業態や客層に応じた判断が求められます。