
キリンビールは飲食店向け樽生ビール用の炭酸ガスボンベ(混合ガス含む)を10月から値上げする。4月に続き半年で2度目の改定となる。背景にはガスの中身に加え、アイバルブや耐圧検査費用などサプライヤー側の製造・物流コストの上昇があり、これ以上のコスト吸収が難しくなったための措置としている。ビール本体の値上げとは別に、生ビールを提供する上で不可欠な資材コストが継続的に上がっている点が特徴。
生ビール1杯の値段は変えていないのに、裏側の設備コストだけがじわじわ増えていく――そんな見えにくい負担増に頭を抱える経営者は多いはずです。
今回はビール自体の卸価格ではなく、生ビールを提供するために必須のガスボンベという資材コストの値上げです。半年で2度目という短いスパンでの改定は、原材料・物流コストの上昇が業界の川上から川下まで広く波及していることを示しています。
生ビールの原価に資材コストを織り込んで価格やメニュー構成を見直す道もあれば、当面は他コストの見直しで吸収しつつ様子を見る道もあります。複数の卸・メーカーの条件を比較して調達コストを最適化する選択肢も検討に値します。
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