
ペッパーフードサービスの2026年12月期第1四半期は売上高38億円(前年同期比10.7%増)、営業利益8900万円(前年同期は2400万円の損失)と黒字転換した。通期計画の売上高155億円・営業利益1億100万円に対し、中間期営業損失計画4800万円を大きく上回るペースで進捗。いきなり!ステーキ事業の既存店対策が奏功し、全社業績を牽引する形となった。過剰出店やコロナ禍で長期低迷し、店舗数はピーク時の3分の1程度まで減少していた同社にとって、既存店の底打ちが業績改善の中心となっている。
一時は"終わった業態"とまで言われたブランドが黒字転換したというニュースは、長く苦戦を続ける経営者にとって励みになる話ではないでしょうか。数字だけでなく、地道な既存店対策の積み重ねが結果につながった点に注目したいところです。
外食大手でも長期低迷から抜け出すには数年単位の構造改革が必要という典型例です。過剰出店の整理やコスト構造の見直しを経て、既存店の売上・客数が計画を上回るところまで来たことは、業界全体に共通する再生プロセスの一つの到達点と言えます。
自社でも既存店の伸び悩みが続く場合、出店ペースの見直しや原価・運営コストの再点検から着手する道もあります。また客数や客単価のどちらが伸びているのかを分解して分析し、施策の優先順位を見直すという方法も考えられます。
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