
トリドールホールディングスは10月23日、店舗開発・建設業務の高度化に向けBIM(Building Information Modeling)導入を発表した。トランスコスモスと連携し、独自データ基盤「TORIDOLL BIM Ecosystem」を構築。3Dモデルに属性情報を付加し設計から施工、運営、修繕、閉店までのライフサイクル情報を一元管理する。設計図面や設備情報をクラウド共有することで関係者間の認識ずれを抑え、確認作業を効率化する狙い。あわせて設計・建設会社向けの「BIM習得プログラム」も開始した。
新店出店や改装のたびに設計図面の確認や業者とのやり取りに時間を取られ、思わぬ手戻りに頭を悩ませた経験がある経営者も多いのではないでしょうか。
大手外食チェーンでは多店舗展開を支える建設プロセスの標準化・効率化が課題となっており、今回のBIM導入はその一環です。情報をデジタルで一元管理することで、設計から運営・改装までの情報共有の精度を高める動きと言えます。
自社で大規模なBIM基盤を構築するのは難しくても、設計・施工会社とのやり取りで図面データの共有方法を見直すという道もありますし、改装や修繕のタイミングで過去の設備情報を記録・蓄積しておくという工夫も考えられます。まずは情報管理の属人化を減らす小さな一歩から始める選択肢もあるでしょう。
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