
名古屋の味噌カツ専門店・矢場とんは、4月に開設した愛知県清須市の新製造工場1階に、マスコットキャラクター「ぶーちゃん」の世界観を打ち出した初のコンセプト店舗「ぶーちゃんハウス」を9月中旬にオープンする。国道22号線沿いに立地し、地元住民に加え幹線道路利用者の来店も見込む立地戦略が特徴。既存の看板メニューを軸にしつつ、キャラクター訴求による新たな客層開拓を狙った店舗展開とみられる。
看板商品を持つ老舗が新しい見せ方に挑戦する話は、多くの飲食店経営者にとって刺激になるのではないでしょうか。同じメニューでも打ち出し方次第で客層が広がる可能性を感じさせるニュースです。
工場併設型の店舗はブランドの世界観を直接発信できる場として位置づけられ、幹線道路沿いという立地も通行客の取り込みを意識した戦略と考えられます。既存ブランドの認知拡大と新規顧客層の獲得を同時に狙う動きの一例といえます。
自社の看板商品やキャラクターを活用した体験型店舗を作るという道もありますし、既存店舗の立地特性を見直して幹線道路利用者へのアプローチを強化するという方法も考えられます。まずは小規模なコンセプト施策から始めて反応を見るという選択肢もあるでしょう。