
吉野家は7月27日より、魚シリーズ第二弾として期間限定メニュー「牛金目鯛の煮付け定食」を発売。醤油ベースの煮汁で仕上げた金目鯛の煮付けと牛煮肉を組み合わせた内容です。同時期の7月24日には「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」が公開され、劇中には煮付けが印象的なアイテムとして登場。正式コラボのセブン‐イレブンでは「赤魚の煮付」が商品化されており、タイミングの一致からSNSでは実質コラボではとの声が広がっています。
新メニューのタイミングひとつでSNSが盛り上がる様子を見ると、企画担当者としては嬉しい誤算だったかもしれませんね。狙ったかどうかより、話題になったこと自体が成果と言えそうです。
人気IPの映画公開時期と自社の新メニュー発売が偶然重なり、公式コラボでなくてもファンの想像力によって話題化が起きた事例です。正式なタイアップ契約なしに、消費者側が“実質コラボ”と解釈して拡散する現象は、SNS時代特有の副次的マーケティング効果と言えます。
メニュー開発の際に季節や話題作の公開時期を意識してタイミングを合わせるという方法もありますし、逆に偶然の一致を否定も肯定もせず様子を見て話題の伸びに任せるという対応もあります。SNSでの反応を見てから追加でコメントや便乗施策を打つという柔軟な進め方も選択肢の一つです。
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