
タリーズコーヒージャパンは8月7日、29周年当日に初のインストアベーカリー導入店舗「PRIME FIVE TULLY'S COFFEE 新宿サザンテラス店」(東京都渋谷区)をオープンした。特別な体験を提供する「プライムファイブ」業態としては3店舗目。ベーカリー商品に加え、朝・昼・晩を通じて楽しめる特別メニューを展開する。内山修二社長は、来年30周年を迎える旗艦店の検討に向けた前哨戦と位置づけ、同店で得た知見を旗艦店に反映させる考えを示した。
カフェ業態の経営者にとって、大手の新業態投入は自店の立ち位置を見直すきっかけになるニュースではないでしょうか。
カフェ業界は低価格・効率重視のチェーンと、体験価値を重視する上級業態への二極化が進んでおり、今回のタリーズの動きはその上位層をさらに強化する試みと位置づけられます。30周年の旗艦店に向けた実験的な意味合いも強いと見られます。
大手の高付加価値業態の動きを参考に、自店でも軽食メニューや滞在体験の見直しを検討する道もあります。一方で、価格や立地の強みを活かした差別化を進めるという選択肢も考えられます。いずれにせよ、二極化の流れを踏まえて自店のポジションを再確認することが重要です。