
クレジットカード決済代行会社「全東信」(大阪市)の破産手続き開始を受け、京都信用金庫が7月10日、全店舗に相談窓口を設置し、運転資金として1億円まで・期間5年以内の専用融資(12月30日まで)を始めた。同金庫では京都・滋賀・大阪の169顧客が全東信と取引があり、うち飲食店が7割、美容関係が1割超、残りは雑貨小売り。全東信の負債額は約1151億円とされ、未払いの売上金は約2万件・約53億円に上るという。
取引先の破産で急に売上金の入金が止まり、日々の資金繰りに不安を抱える経営者は多いはずです。自分の店に直接責任がない部分で経営が揺らぐのは、非常に理不尽で心細いことだと思います。
決済代行会社の破産は、加盟していた飲食店の資金繰りに直接影響する構造的な問題です。今回のように地域金融機関が専用融資や相談窓口を設けるケースは、同様の決済代行トラブルが今後も起こり得ることを示しています。
取引先の決済代行会社の経営状況を定期的に確認するという方法もありますし、複数の決済手段を併用してリスクを分散するという道もあります。また、こうした緊急時には取引金融機関の専用融資や商工会議所の相談窓口を早めに活用するという選択肢も考えられます。
飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食店経営者のためのメディアです。