
中国で日系回転ずしチェーン「スシロー」の人気が過熱している。食べ終えた皿を積み上げる「スシロータワー」の写真がSNSで流行し、店舗によっては5時間待ちが発生。人気の高まりから整理券の転売行為まで起きており、社会現象として報じられている。北京の店舗は春節にオープンしたばかりで、短期間での急激な支持拡大がうかがえる。
海外市場でここまでの熱狂を生み出せたら、と羨ましく感じる経営者も多いのではないでしょうか。行列の裏には相応の運営努力があるはずです。
日系外食チェーンが中国で社会現象化するほどの人気を得るのは珍しく、SNS発の話題性が実店舗の集客に直結する象徴的な事例といえます。転売が発生するほどの需要過多は、供給体制やオペレーションの課題も同時に抱えていることを示唆します。
SNSでの自然発生的な話題化を狙った仕掛けを国内店舗でも検討する道もありますし、逆に過熱による混乱(転売・待機時間の長さ)を教訓に、整理券システムやオペレーション設計を先回りして整える道もあります。海外進出を視野に入れる企業にとっては、現地の反応を丁寧に観察する材料にもなりそうです。