
福岡・那珂川市の株式会社愛しとーとが運営する「五ケ山豆腐SOYcafe」(天神地下街)が、夏の新メニュー3商品(ドリンク2種、スイーツ1種)を同時発売した。豆腐店ならではのフレッシュな豆乳・豆腐を使い、人気フレーバーを豆乳仕立てにすることで「満足感はあるのに罪悪感がない」ことを訴求点としている。日常のごほうびやお買い物途中のリフレッシュ需要を狙った商品展開となっている。
豆腐という素材の強みを活かし、季節ごとに新商品を出し続ける姿勢は、専門店ならではの企画力の見せ所だと感じます。原材料を扱う立場を商品開発に転化する発想は、多くの専門店経営者にとって参考になるはずです。
健康志向やヘルシー訴求のスイーツ・ドリンク需要は根強く、専門素材(豆腐・豆乳)を軸にしたカフェ業態は差別化しやすい領域です。今回のように複数商品を季節ごとに同時投入する手法は、専門店が本業の素材を活かしつつ客単価や来店頻度を高める一つのアプローチと位置づけられます。
自社の主力素材を軸にした派生商品開発で客層を広げるという道もありますし、季節ごとの新商品投入でリピーターの来店動機を作るという道もあります。また「罪悪感がない」といった健康軸の言葉で訴求することで、健康志向層への浸透を図るという方法も考えられます。