
千葉県銚子市で明治期から水産加工業を営む飯田商店が、2026年7月8日、市内小中学校の給食に自社で骨取り加工したサバを提供した。小学校では「骨取りさばのカレー唐揚げ」、中学校では「骨取りさばフィーレの塩焼き」として提供され、銚子市学校給食センターとの協力で実現した。子どもの魚離れが進む中、骨を気にせず食べられる体験を届ける狙いがあり、同社は今後も継続的な取り組みを目指すとしている。
魚を扱う現場では、子どもの魚離れをどう食い止めるかは長年の悩みどころだと感じている経営者も多いのではないでしょうか。骨を気にせず食べられる工夫は、家庭でも外食でも共通する課題です。
今回の取り組みは、地元の水産加工会社が自治体の給食センターと連携し、加工技術を教育の場に生かした事例です。単なる商品提供にとどまらず、地域産業と食育を結びつける動きとして位置づけられます。
自社の加工技術や強みを、給食や地域イベントなど新しい販路で活用するという道もありますし、自治体や教育機関との連携を模索するという方法もあります。また、骨取りなど食べやすさを訴求した商品開発を通じて、若い世代や家族層への浸透を図るという選択肢も考えられます。