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うなぎ卸値27%下落もスーパーとうなぎ専門店で明暗、土用の丑の日商戦

福井テレビ
2026年7月25日 飲食note
うなぎ卸値27%下落もスーパーとうなぎ専門店で明暗、土用の丑の日商戦

7月26日の土用の丑の日を前に、シラスウナギの豊漁を受けてうなぎの卸売価格が6月時点で前年比27%下落。イオンの福井市内店舗では鹿児島県産蒲焼を去年より500円安く販売し、特大サイズ以上を全国で過去最多の12万尾用意するなど量販店は値下げで攻勢をかける。一方、福井市のうなぎ専門店「昼だけうなぎ屋」は人件費やコメ価格、テイクアウト容器代の上昇でコスト増となり、仕入れ値が下がっても料理価格を下げられず苦境に立たされている。同じ食材でも業態によって価格戦略が分かれる構図が浮かぶ。

フクタンのひとこと

仕入れ値が下がったのに値下げできないもどかしさ、専門店の経営者なら痛いほど分かる悩みですよね。原材料の一時的な安さがそのまま店の収益改善につながらない現実は本当につらいところです。

うなぎはシラスウナギの豊漁で卸値が大きく下がった珍しい年ですが、専門店では人件費・コメ価格・容器代といった別のコストが上昇しており、原価だけを見ても経営全体の負担は軽くなっていません。量販店は薄利多売で目玉商品として値下げを打ち出せる一方、専門店は仕入れ量が少なく固定費比率も高いため、同じ食材価格の変動でも受ける影響が大きく異なります。

専門店としては、うなぎ以外の副菜やコメの調達方法を見直してコスト吸収の余地を探る道もあれば、期間限定で量よりも質・体験価値を打ち出して価格を維持する道もあります。また、テイクアウト容器のコストを抑えるために簡易包装や持ち込み容器の活用を検討する、あるいは仕入れが安い今のタイミングを活かして一部メニューだけ限定的に値下げ訴求する、といった選択肢も考えられます。

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