
牛丼チェーン「松屋」が2026年8月4日より新メニュー「冷や汁(390円)」の販売を開始した。出汁の旨味に豆腐とシャキシャキ野菜を合わせた具沢山の冷汁で、暑い季節向けの一品となっている。「冷や汁野菜セット(730円)」も用意され、さらに定番牛めしセットは通常価格より30円引き、定番丼セットは50円引き、定番定食セットは70円引きとなるお得なセット展開も実施。テイクアウト・デリバリーにも対応しており、既存の定番メニューとの併売で来店動機の多様化を狙う内容となっている。
猛暑が続く時期に食欲が落ちるお客様も多く、さっぱり系メニューの需要をどう取り込むか悩む経営者は多いはずです。松屋のような大手チェーンの動きは、季節メニュー戦略のヒントとして参考になる部分があります。
大手牛丼チェーンが季節限定メニューを既存の定番セットに組み込む形で展開しており、単品追加ではなく既存メニューとのセット割引で客単価とお得感を両立させる手法が見て取れます。低価格帯(390円〜)での商品追加は、値上げが続く外食業界において客離れを防ぐ工夫の一つと位置づけられます。
季節限定メニューを導入する場合、単品販売だけでなく既存の定番メニューとのセット化によって客単価向上と割安感の両立を図るという方法もあります。また、テイクアウト・デリバリー対応を前提に商品開発を行うことで、来店機会が少ない客層の取り込みにつながる可能性も考えられます。値下げ的な割引訴求ではなく、期間限定・季節限定という枠組みで導入することで、通常メニューの価格体系を守りながら話題性を作るという道もあります。