
カスミは7月24日、東京都江東区の賃貸マンション1階に生鮮とデリカに特化した新業態「BLANDE(ブランデ)塩浜店」をオープンした。主要商圏は約6万5千世帯で、40代~50代のファミリー層が多い地域。近隣にはイトーヨーカドー木場店や成城石井、まいばすけっとなど競合が多数立地する。ブランデはカスミの生鮮・デリカ強化業態で、東京では2店舗目、全国では5店舗目となり、目標年商は30億円としている。
競合が密集するエリアへの出店は勝算があるのか気になるところで、地域のスーパー経営者にとっては他人事ではないニュースだと感じます。
総合スーパーが生鮮・デリカに特化した小型業態を展開する動きは、都心部の狭小商圏での生き残り策として広がっています。今回の出店は、競合店が密集するエリアでも差別化次第で商機があるという実証のひとつと位置づけられます。
周辺に強い競合が複数ある商圏では、品揃えの幅広さで勝負するより、デリカや惣菜など即食ニーズに絞って差別化するという道もあります。また、狭い商圏を深く攻める小型フォーマットへの業態転換や、既存店の一部売場を強化して対抗する選択肢も考えられます。
飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食店経営者のためのメディアです。