今週は大手外食チェーンの決算発表が相次ぎ、サイゼリヤ・銚子丸・吉野家HD(上方修正)が増収増益となった一方、大庄・クリエイト・レストランツ・あみやき亭・あさくまなどは増収減益や利益率悪化に苦しんだ。イートアンドHDは5年で210億円を投じる新中計を発表し、ゼンショーHDは新社長体制で「15兆円構想」を継承するなど、拡大路線そのものは業界全体で続いている。この記事を読むと、同じ「拡大」でも利益に結びつく企業と結びつかない企業の違いがどこにあるのか、卸売事業やM&A、新規出店といった本業外の動きがなぜ利益を圧迫しやすいのか、増益企業に共通する収益構造の工夫は何かが分かる。大手の決算は規模が違っても、自店のコスト管理や新規事業の判断軸を点検する材料になる。
なぜ同じ「拡大路線」なのに決算の明暗が分かれたのか
今週発表された決算を並べると、増収増益の企業と増収減益の企業がほぼ同数存在することが分かる。サイゼリヤは経常利益が前期比6.5%増、銚子丸は32.9%増と好調だった一方、大庄は営業利益が2割減、クリエイト・レストランツは増収ながら営業利益16.6%減、あみやき亭とあさくまも増収減益となった。








