
飲食店プロデュース事業を行う株式会社Food Seedが、年間2,000万人が訪れる横浜中華街に新スポット「鯉恋横丁」をオープンした。冷房完備で座席150席を確保し、トイレ・喫煙所も完備。10店舗が入居し、施設内で食べ歩きが可能な構成になっている。昭和レトロとアジアン夜市を掛け合わせた内装で、SNS映えも意識した設計となっている。猛暑の中、立ち食い中心だった中華街の食べ歩きスタイルに対し、座って涼みながら複数店舗を巡れる新たな滞在体験を提供する狙いがある。
猛暑の中でお客様に長く滞在してもらうための環境づくりに頭を悩ませている経営者は多いはずです。冷房・トイレ・喫煙所という基本的な設備の有無が、実は来店動線や滞在時間を大きく左右することに共感される方も多いでしょう。
観光地型の飲食エリアでは、猛暑や悪天候時の「休憩できる場所の不足」が来街者の滞在時間や消費額を下げる要因になりやすい構造があります。今回のようにフードコード形態で複数店舗をまとめ、快適な休憩環境を提供する動きは、単独店舗では実現しにくい規模のインフラ投資を、複数テナントで分担して実現する一つの形と言えます。
個店単独では難しい空調・トイレ・喫煙所などの設備投資を、複数店舗が共同で担う形態を検討するという道もあります。また、食べ歩き中心のエリアであれば、あえて『座って休める』という差別化ポイントを打ち出す発想も選択肢の一つです。SNS映えする内装づくりで自然な情報拡散を狙うという方法も併せて検討できます。