
グローバルダイニングは、米カリフォルニア州で起こされていた「PAGA訴訟」について和解したことを明らかにした。これに伴い約1億円の特別損失を計上する見通しだが、同社はこの金額を想定内としている。PAGA(カリフォルニア州私的訴訟代理人法)は、労働法違反を従業員が州に代わって事業主に求める制度で、海外展開する日本企業にとって無視できないリスクとなっている。詳細な係争内容や米国事業の規模については記事内で限定公開されている。
海外展開は憧れがある一方で、こうした法制度の違いによる思わぬ出費に頭を抱える経営者も多いのではないでしょうか。想定内とはいえ1億円規模の特損は決して小さくありません。
PAGA訴訟は、カリフォルニア州特有の労務リスクとして、現地進出した日本の飲食企業にもたびたび影響を及ぼしてきました。今回のグローバルダイニングの事例も、海外出店企業が直面する法務コストの一端を示すものといえます。
海外出店を検討する際は、現地の労務法制や訴訟リスクを事前に顧問弁護士などと十分に確認しておくという道もあります。また、既に海外展開している企業であれば、定期的な労務監査でリスクを早期に洗い出しておくという方法も考えられます。
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