
静岡県焼津市の食品製造業・いまる井川商店は、訪日ムスリム需要の拡大を受け、空港・観光施設向けのハラール対応食品の出荷量が前年比120%に増加したと発表した。同社は魚惣菜を中心にハラール対応商品を展開しており、訪日外国人増加に伴う宗教対応食品への需要の高まりが背景にある。空港や観光施設からの引き合いが強まっているという。
インバウンド需要をどう自店の売上につなげるか、模索している経営者は多いはずです。ハラール対応という一手が実際に成果を出している事例は励みになります。
訪日外国人数の増加とともに、ムスリム圏からの旅行者に対応した食品・メニューの需要が空港や観光施設を起点に広がっている構造が見えます。地方の食品製造業がこの流れを商機として取り込んでいる点が特徴です。
自店でもハラール対応メニューや原材料表示の充実を検討する道もあれば、まずは訪日客が多いエリアの需要動向を調べてから判断する道もあります。既存商品にヴィーガンやアレルギー対応など多様な訪日客ニーズを組み合わせて検討する方法も考えられます。