
モスバーガーを展開するモスフードサービスが冷凍食品事業に新規参入することを発表した。看板商品を冷凍化した「焼きおにバーガー」を来月からスーパーやドラッグストアで発売する。同社は狙いとして「新たな収益源を確保したい」とコメントしており、店舗販売に依存しない収益チャネルの構築を目指す動きとみられる。外食企業が冷凍食品事業に力を入れる流れの一例といえる。
看板メニューが家庭でも食べられるようになると聞くと、ファンとしては嬉しい反面、同業の経営者としては「自店の武器をどう外に広げるか」を考えさせられるニュースかもしれません。
外食チェーンが店舗外での販売チャネルを増やす動きは、客足や店舗数だけに依存しない収益構造をつくる試みの一つとして位置づけられます。冷凍食品市場への参入は、既存の看板商品を活かしつつ小売流通に乗せるという、外食と中食の境界を越えた展開といえます。
自社の看板メニューを冷凍・テイクアウト・EC向けに展開できないか検討するという道もありますし、店舗体験そのものの価値を高めて差別化を図るという道もあります。両方を組み合わせ、収益源を分散させる方法も考えられます。