2026年9月の既存店売上高で、吉野家は前年同月比10.1%増、すき家は8.4%増と好調だったのに対し、松屋は0.6%減となった。松屋も客数自体は前年を上回っているが、客単価などの要因で売上が伸び悩んだとみられる。松屋は牛めし並盛を460円から480円に値上げするなど、各社が材料費・人件費高騰を背景に価格改定を重ねる中、消費者の店選びや注文行動に違いが生じている状況が浮かび上がっている。
同じ値上げでも結果が割れるのを見ると、自店の価格改定も本当に受け入れられるのか不安になりますよね。
牛丼という同一業態・同程度の価格帯でも、客数は維持されつつ売上に差が出るのは、値上げ幅や商品構成、客単価戦略の違いが影響している典型例と言えます。大手チェーンの動向は価格改定を検討する中小店にとっても参考になる構造を示しています。
値上げ幅を小さく刻んで様子を見るという道もあれば、単価を上げつつ満足度の高い商品で客離れを防ぐという道もあります。自店の客層や注文傾向を分析し、どの価格戦略が合うか見極める対応も考えられます。
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