
7月4日、西荻窪に8坪のスタンディングレストラン「FOOL」がオープン。オーナー木下孟洋氏がワンオペで、季節素材の前菜から炭火焼き、手打ちパスタ、自家製パンまでを提供し、料理に合うワインも充実させている。木下氏はグランメゾンやカジュアルイタリアン、街のビストロで経験を積み、今回が初の独立店。中央線沿線の雰囲気に惹かれ西荻窪を選び、地域に根差す店を目指しているという。
独立を決意し、小さな箱で自分の理想を形にしようとする姿には、同じ道を歩んできた経営者ほど強く共感するはずです。ワンオペで質を保つ大変さは、経験者ならすぐに想像がつくでしょう。
小坪数・ワンオペでもクオリティの高い料理とドリンクを提供するスタンディング業態は、都市部の低予算独立開業の一つのモデルとして注目されています。中央線沿線のような個性的な街の空気を取り入れた店づくりも、独立店の差別化策として位置づけられます。
スタンディング形態で客単価と回転率を両立させる工夫を取り入れる道もあれば、ワンオペを前提にメニューをあらかじめ絞り込み調理負荷を抑える道もあります。地域性を店のコンセプトに取り込み、常連客との関係構築を軸にする方法も考えられます。