ロイヤルの新業態「おにどん」は、まかないで食べた天丼をおにぎりにしたら想像以上に美味しかったという体験から生まれたという。プロデュースは「野菜を食べるカレーcamp」を手がけた人物が担当している。
「おにどん」誕生の本質は、新業態開発の起点が「市場調査」ではなく「まかない」という現場の偶然にあった点にある。
背景には、
・大手ロイヤルであってもヒットの種が必ずしもマーケティング部門から生まれるわけではないこと
・「野菜を食べるカレーcamp」のプロデューサーを起用し外部の感性を意図的に取り込む体制
・天丼を再構成しおにぎり化するという、既存メニューの再編集による新業態化
がある。
見落とされがちなのは、この手法がゼロから発明するより再現性が高いという点だ。自店の定番メニューやまかないの中に、業態化できる種が眠っている可能性は低くない。
今後の新業態開発は、外部の斬新な発想だけでなく、現場発の小さな成功体験をどう吸い上げるかが差になっていくだろう。
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