
きちりホールディングスが8月10日、26年6月期決算と27年6月期見通しを発表した。26年6月期の連結経常利益は前期比4.3%増の5億7600万円。27年6月期は前期比30.2%増の7億5000万円を見込み、14期ぶりに過去最高益を更新する見通し。6期連続増収、3期連続増益となる。直近の4-6月期(4Q)は連結経常利益が前年同期比3.0倍の9500万円に急拡大し、売上営業利益率も1.1%から2.8%に改善した。
長く苦しい時期を乗り越えてきた経営者にとって、14期ぶりの最高益更新というニュースは励みになるはずです。地道な増収増益の積み重ねが結果につながった好例と言えます。
外食大手の一角であるきちりHDが、6期連続増収・3期連続増益という安定成長軌道の中で最高益更新を見込む状況です。直近4Qでの利益率改善が示すように、コスト構造の見直しや業態運営の効率化が業績に反映されつつある業界の動きとも重なります。
自社の利益率改善余地を4Q単位で見直すという方法もありますし、増収増益を持続させている企業の運営手法を参考にするという道もあります。また、短期的な数字だけでなく複数期にわたる収益トレンドを追いながら経営判断を行うという考え方もあります。