
くら寿司は7月9日、ハイグレード業態「無添蔵」の国内6店舗目となる新宿店をオープンする。アミューズメント性を抑え、付加価値の高いメニューを落ち着いた空間で楽しめる業態で、客単価2500〜3000円を想定。メリハリ消費や地方食材ニーズに対応し、将来的に全国主要都市で100店舗展開を目指す。
回転すし=低価格というイメージが強いなか、あえて高価格帯に舵を切る動きに驚いた方も多いのではないでしょうか。価格競争の消耗戦に疲れを感じている経営者ほど、この方向転換は気になるところだと思います。
大手チェーンが従来の看板業態とは別に、あえて付加価値型のサブブランドを立ち上げる流れの一例といえます。低価格の集客力を保ちつつ、単価の取れる層を別業態で狙う「メリハリ消費」への対応が、業界内で一つの潮流になりつつあります。
自店でも既存業態とは別に高付加価値ラインを設けて客単価を分ける道もあれば、地方食材や落ち着いた空間といった要素を既存店の中に部分的に取り入れる道もあります。まずは自店の客層がどの価格帯を求めているかを見極めてから、方向性を検討するのも一つの手だと思います。
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