
モスフードサービスが家庭用冷凍食品の新ブランド「MOS Deli」を立ち上げ、「焼きおにバーガー 牛カルビ」「同 鶏きんぴら」を9月1日に発売する。価格は2個入り560円(税別)。販路はスーパーマーケットやドラッグストアなど。これまでECサイト限定で冷凍モスライスバーガーを販売してきたが、新ブランドで小売店へ販売チャネルを拡大する。商品はモスデリ専用に開発し、和の食材を取り入れた内容となっている。
店頭の一杯・一皿だけでなく、家庭の冷凍庫まで商圏を広げようとする動きは、多くの外食経営者にとって刺激になるニュースではないでしょうか。
外食チェーンが店舗外の販路として冷凍食品・中食領域へ進出する動きは近年広がっており、今回はEC限定だった商品をスーパーやドラッグストアという実店舗小売に広げた点が特徴です。単なる新商品ではなく、販売チャネルそのものを拡張する戦略として位置づけられます。
自店の看板商品を冷凍・テイクアウト向けに再設計して新たな収益源を作るという道もあれば、まずは自店ECや近隣小売との連携から小さく試すという道もあります。逆に店内体験の強化に集中し、中食化とは一線を画す戦略を取る選択肢も考えられます。