
ファミリーレストラン主要4社の8月度既存店売上高は、すかいらーくが4.6%増(客数0.4%増、客単価4.2%増)、サイゼリヤ10.9%増、ジョイフル8.3%増、ロイヤルホスト8.1%増と、いずれも前年を上回った。すかいらーくはガストのミニオンズコラボやジョナサンのクーポン施策、資さんうどんの「資飲み」拡大などが客数・客単価の押し上げに寄与。しんぱち食堂はシンガポール1号店を出店するなど、海外展開も進めている。
連日の既存店増収というニュースを見ると、自店の数字と比べて焦りやプレッシャーを感じる経営者も少なくないでしょう。大手の好調ぶりは励みにも重荷にもなり得ます。
すかいらーく、サイゼリヤ、ジョイフル、ロイヤルホストという主要4社がそろって増収となったのは、値上げによる客単価上昇に加え、コラボ企画やクーポン施策で客数も取り込めていることが背景にあります。海外出店の動きも見られ、国内既存業態の成長余地とは別の成長軸を模索する動きが業界内で強まっていることがうかがえます。
個店では大手のようなコラボ企画は難しくても、地域密着型のクーポンや季節限定メニューで客数を底上げする道もあります。また、客単価向上には値上げだけでなく、セットメニューやサイドメニューの提案強化という選択肢も考えられます。海外展開までは踏み込めなくても、既存客のリピート施策を見直すことが安定経営につながる場合もあります。
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