
政府は来年4月から2年間、飲食料品の消費税率を現行8%から1%に引き下げる方針だが、外食・イートインはこの減税対象から外れている。すかいらーくHDの北義昭常務取締役は、この差が外食業界に多大な影響を及ぼすと指摘し、特に柔軟な対応が難しい中小企業や個人経営の飲食店も多いとして、政府に外食産業向けの支援検討を要請した。
店内飲食かテイクアウトかで税率が変わるかもしれないと聞くと、レジ対応や価格表示の手間を想像して身構えてしまう経営者も多いはずです。特に人手が限られる個人店にとっては、制度対応そのものが負担になりかねません。
今回の消費減税方針は「食品」を対象としており、外食・イートインは除外される形になっています。物価高で客足に影響が出ている外食業界にとって、小売や中食との税率差はさらに競争条件を不利にする構造的な問題として浮かび上がっています。
大手チェーンのように政府へ直接支援を要請する動きに便乗し、業界団体を通じて声を上げるという道もあります。一方で、制度変更を待たずにテイクアウト・デリバリー比率を高めて税負担の実質的な差を緩和する経営判断も考えられます。まずは自店の売上構成における店内・持ち帰りの比率を把握し、今後の制度変更に備えておくことも一つの方法です。
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