
ゼンショーホールディングス株が最高値圏で推移し、主力事業が「すき家」から「はま寿司」などすし業態にシフトしているとされる。コメ価格の値下がりが追い風となり、海外の中食事業にも注目が集まっている。同様に「スシロー」を展開するF&LCも株価が最高値を更新し、値上げと海外出店が旬のテーマとなっている。また「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションの株価も最高値圏にあり、原料高が続く中でも粗利率を改善している点が評価されている。
原材料高が続く中でも増益を実現している同業チェーンの姿は、日々コスト管理に追われる経営者にとって刺激にも焦りにもなるニュースだと思います。
すき家中心だった収益構造がすし業態にシフトしたり、値上げや海外出店で利益を確保する動きは、外食大手が原価高騰時代に生き残るための構造転換を示しています。株式市場の評価は、単なる値上げではなく粗利率改善の実行力に集まっている点が特徴です。
自社でも主力メニューやサービスの収益構造を見直し、原価高に強い業態や商品構成へシフトする道があります。値上げと合わせて粗利率改善の工夫を数値で可視化する、あるいは海外展開や新業態への挑戦を段階的に検討するという選択肢も考えられます。