埼玉県川越市は、地元の中華料理チェーン「ぎょうざの満洲」と連携し、同社のギョーザや特製たれを使った学校給食を考案。市立小中学校・特別支援学校の計55校で提供を開始した。きっかけは今年2月、森田初恵市長が同社川越工場を訪問した際、池野谷ひろみ会長(当時社長)から学校給食への協力提案があったこと。児童からは「もちもちしておいしい」「満足感がある」と好評で、食べ残し減少も期待されている。
地域で長年愛されてきた味が子どもたちの給食に並ぶというニュースは、同じ地域密着で商売をしている経営者にとって励みになる話ではないでしょうか。
今回は自治体トップの工場訪問という偶発的な接点から、企業側の提案によって実現した連携です。学校給食という安定需要の場に自社商品を届ける事例として、地域に根差したチェーン店の新たな販路開拓の形を示しています。
自治体や教育委員会への直接的な働きかけは難易度が高い一方、地域のイベントや商工会を通じたつながりから給食・施設給食への道が開けることもあります。また、既存商品を「もちもち感」「特製たれ」のように給食向けにアレンジして提案する発想も、横展開のヒントになるかもしれません。
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