ラーメンチェーンの幸楽苑が「駅前型」と呼ぶ新業態1号店を、郡山シティホテル内に12月開店することが分かった。従来のラーメン中心の業態とは異なり、アルコールやおつまみメニューを充実させ、ホテル利用者や駅前の夜需要を取り込む狙いがあるとみられる。同社が新たな出店フォーマットを試みる動きとして注目される。
ラーメン業態のイメージが強い幸楽苑が新しい店舗フォーマットに挑むというニュースに、既存業態の伸び悩みを感じている経営者は少なくないはずです。同じ看板でも立地や客層に合わせて中身を変える発想には、共感する部分があるのではないでしょうか。
郊外型・ロードサイド中心だったラーメンチェーンが、ホテル併設という新たな立地でアルコール・おつまみを軸にした業態を試すのは、駅前・繁華街需要の取り込みを狙う大手チェーンの多角化戦略の一環と位置づけられます。既存店の商圏縮小や競争激化を背景に、業態の枠を広げる動きは業界全体で見られる傾向です。
自社の看板メニューを軸にしつつ、立地特性に応じてアルコールやつまみ類など客単価を上げる商品構成に振る道もあります。また、ホテルや商業施設など従来と異なる立地への出店を検証し、既存フォーマットの限界を見極めるという選択肢も考えられます。まずは小規模な1号店で反応を見ながら展開判断をするという段階的なアプローチも一つの方法です。
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