
冷凍食品市場は共働き・単身世帯の増加や冷凍技術の進歩により1兆3600億円規模に拡大。コロナ禍を機に外食企業監修商品への需要が高まり、富士経済2024年調査では2019年比113.5%まで伸長した。こうした流れの中、スーパーのライフは自社冷凍食品ブランド『ライフフローズン』を展開し、単なる売場の一部から独自事業として冷凍食品を位置づける戦略を進めている。
冷凍食品といえば「安さと手軽さ」というイメージが強かった経営者の方も多いのではないでしょうか。市場の変化を目の当たりにすると、自店の商品戦略も見直したくなりますね。
コロナ禍を境に、冷凍食品は単なる保存・時短商品から「専門店の味を再現する価値商品」へと位置づけが変わりつつあります。外食企業監修商品の伸びやスーパー独自ブランドの強化は、消費者が家庭内で外食体験を求める流れの表れと言えます。
自店のメニューを冷凍食品化して新たな販路を作るという道もありますし、逆に冷凍食品では出せない「できたての価値」を店内で強く打ち出すという方向性もあります。また、スーパーとの協業で監修商品を展開し、認知拡大につなげるという選択肢も考えられます。